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お 題 |
きゅう |
被写体としての廃屋が好きだ。ボロボロになって朽ち果てているような建物を見ると、ついカメラを構えたくなる。写真に興味のないヒトからすれば、こんな写真を見せられても「だから何?」って感想になるだろう。自分自身の経験から…。

趣味として写真をはじめたばかりの頃、なにぶん知識ゼロからのスタートだったから、貪欲に本を読みあさってみた。技術的なHow To本はもちろんのこと、『朝日カメラ』や『日本カメラ』などの雑誌も片っ端から定期購読したものだ。でも、はじめの数年間は、一流写真家が撮っている巻頭グラビア(※)の作品の良さがまったく理解できなくて…。毎回のように、冒頭で書いた「だから何?」って感想しかもてなかった。「この写真の一体どこがそんなにいいの?」そんな疑問が解けるまでにかなりの年月を要した。
謙遜でもなんでもなく、今でも理解できないことは多い。しかし、「だから何?」は随分減った。少しだけ、本当に少しだけだが、作品を鑑賞できるようになったと思う。反面、理解が深まるにつれ、いかに自分の撮るものが“薄っぺらいか”もわかるようになった。それが悩みであり、楽しい部分でもある。趣味の世界ってのは、なにごとも下手っぴの頃が一番楽しいものだ。
※)グラビアって聞くと、「水着のオネーチャンのセクシー写真」ってイメージはないだろうか?…私にはあった( ̄∇ ̄) でも、これは印刷方法のひとつの名称にすぎない。したがって、けっして被写体がセクシーなオネーチャンである必要はない。ま、蛇足だけど…。
writing:FUTO
(投稿日 : 2008/10/24(金) 10:03 CHIKA。.)

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