
「転機」…どん底に突き落とされたことがある人は、とても強い。
どん底から、前向きな気持ちで立ち上がった人は、人としての魅力を身につけ、キラキラ生きている。
そんなキラキラした人が放つ魅力は、本を通してまでも誰かに届く。
お父様の倒産をキッカケに、ゼロどころかマイナスのスタートを切る著者。
持っていた、小さなシアワセの詰まった夢は捨て、前だけ見据え、見知らぬ土地へ単身飛び込む。
それでも、信念と優しさと、もちまえの機転であらゆる障害を乗り越え、女性2人目の店長として敏腕を発揮していく。
啓蒙本のようでいて、サクセスストーリーのようでいて…何だろう?「考えるキッカケ、視点の置き方を教えてくる本」だと思う。
『行き詰まったりしたときには、立ち止まって、顔を上げて、前を見てみるのも一つの方法です。気がつくと、自分の前には必ず誰かがいる。出会いがあって、必ず何かにつながっていく…』本文抜粋
「伝説の店長」になる術が綴ってあるわけではなく、過去のエピソードをかいつまんで語り、着眼点の置き方を教えてくれる。危機の乗り越え方、対処方法の学び方、物事の見つめ方が簡潔に書いてあり、自分に置き換え考えることができる。
この手の本にしては、珍しく、さらりと楽しく読むことができるのも「店長、出番です!」の特徴だと思う。
いつも「お客様の為に」「お客様の視点に立って」そんなぶれない軸を持ち、結果として「売上が付いてくる」、結果として「従業員が付いてくる」そんなスタンスで歩いてきた著者の人柄に触れ、惹かれ、自分も頑張ろうって思えるからステキだ。
本では読み取りきれないくらいの、葛藤や苦労もあったと思う、目の前に出てきた問題に真摯に取り組み、女性の視点で改善策をみつけてきた著者。
『自分の心を分析して、いつもとちょっと違う行動をしてみると、昨日とは確実に何かが変わる。』本文抜粋。
読み終えたとき「私も頑張ろう」そんな元気を与えてもらえる本、今、目の前に何か壁があると感じている人に、オススメ!
※本書の最後に、付録として「簡易EQ診断&心のトレーニング」がついている。
EQとは心の知能指数を指し「感情の知能指数」といった意味だ。
感情を上手に利用する能力を身につけ「人間的魅力」「人間力」を鍛えましょうというもの。
EQは遺伝的な要素が少なくトレーニングによって伸ばすことができるもの。
*商品情報*
書籍 : 「店長、出番です!」ワタナベ店長の事件簿
著者 : 渡邉 小百合
定価 : 本体1,500円
出版 : 書肆侃侃房
http://www.kankanbou.com/kankan/item/252
*購入情報*
(投稿日 : 2008/8/2(土) 9:37 CHIKA。.)
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