
聴くのも無料。番組を作るのも無料!
ワクワク・ドキドキを伝える?鐵尾芸術製作所?
4/12(土)トリアスで行ったイベント「ビバあぱぱinトリアス」で司会進行を行っていただいた、鐵尾さん。
ある時は、老舗のインターネットラジオ局「くりらじ」の北九州支局長。またある時は、音声配信のおもしろさを発信していくことを目的に、福岡のポッドキャスター達を集めた「QP福岡」の仕掛け人。
そしてまたある時は音楽制作チーム「DIGITAL STUDIO "WHAT’S NEW?」の代表&自らもミュージシャンであるという変幻自在なクリエーター・鐵尾(てつお)一郎さんにいろんなお話を伺いました。
●「鐵尾芸術製作所」という社名、印象に残りますよね?
“芸術家”然として「オレのアートを分かってくれる人だけ分かってくれればいい」では食べていけないし、かといって自分の不得意なジャンルをも器用にこなす職人にもなれなかったので「好きな=得意な事をやるけれども、分かってくれる人を探す・広める努力はするよ」という意味を込めています。
“音楽”は東京にある芸能事務所やレコード会社のような超大手と地方の楽器店のような超零細企業にしかないので、福岡に根付いている中小企業をめざしたいという意味を“製作所”に込めています。
●いろんな顔をお持ちの鐵尾さんですが、本業は何ですか?
鐵尾芸術製作所の意味をひっくるめて「ワクワク・ドキドキを伝える」を理念にしています。なので自分たちの楽曲へかける思いをポッドキャスト番組にしてファンを増やす事も、面白い音声CMをつくってクライアント様をPRする事も、楽曲をコピーフリーで配信し気に入ってくれたかたから寄付を頂く事も、パソコン講習でわかりやすく面白い説明をする事も、プレゼンで音響効果を演出し来場者に「はっ」と驚いて頂くことも…全部本業なんです。
※コピーフリー…最近のCDや携帯電話用に販売されている音楽のようにパソコンでコピーできないように「コピーガード」をかけずに、自由にコピーできる状態の音楽データという意味
●最近、耳にするようになった「ポッドキャスト」それは一体どんなものなのでしょうか?
ネットで聴ける音声番組(≒ラジオ)、動画番組(≒テレビ) の事です。
テレビやラジオと比較すると、放送時間に合わせるのではなくてこちらの好きな時に聴けます。長さや内容になんの制限もありません。ネットなのでホームページ上でも聴けますし、iPodなどの携帯音楽プレイヤに転送すればどこでも聴ける。
視聴エリアは当然全世界です。推定何人ではなくてアクセス実数が残る。そしてそしてなにより”安い”。あと登録すれば新番組が自動的に配信されてくるのも特徴です。
●「ポッドキャスト」はどのようなことで利用されているのですか?
あとは日経さんが新聞記事を読み上げる番組を配信していますので通勤電車の中で無理して新聞を読まなくてすみますし、自動車通勤のかたは聴きながら運転が出来ます。アメリカではビジネス書や自己啓発セミナーを耳で聞くという文化があり「オーディオブック」(有料)と言われています。
つい先日もグラミー賞でオバマさんが最優秀朗読CD賞を受賞していました。年を重ねると本を読むのが辛い方が増えてきますので、日本でも今後「耳で読む」文化は広まると思われます。あと団塊の世代はラジオ世代でもありますし。
またiPodはテープよりも「ちょっとだけ巻き戻し」が楽なので英語などの語学学習も人気があるようです。
●他にはどのような活用方法が考えられますか?
企業さんだとまず広報としてでしょう。政府の会見配信にしても、今までは会見を開いてもメディア側の質問に対しての回答部分しか放送されませんでした。しかし自分がメディアを持てば全部を配信する事ができます。これによって会見の一部だけが曲解されて一人歩きしてしまう危険性を減少させる事が出来ます。
ネットショップのオーナーさんだとファン作りだと思います。多くのショップさんが「店長ブログ」を持たれていますが、あれは店長のパーソナリティを知って頂くことで「同じものを買うなら知らない人からより“あの店長さんから買いたい”」と思って貰うためですよね?でしたら文章よりも声のほうが更に印象づけることが出来ます。
音は感情に直接届きますので継続的に聴いていただけるととても力強い効果があります。受験勉強しながら深夜ラジオにはまった方も多いでしょう?中毒症状ともいうべき効果は既にご存じだと思います。
「安くなくても買って貰える」ファンを作る事が可能です。掲示板と違って悪意の書き込みを他のかたが目にすることもないのでお客様とのコミュニケーションを取る方法としては安心な方法です。
また意外なメリットとして文章を書くより時間が短くて済みます。話し言葉と書き言葉が違うという事もありますが、ちょっとした文章でも書くとなると結構時間かかりますよね?
しゃべりは文法的に完結していなくても聴けるものですし、5分の番組は5分で終わるんです。しかも美味しさを伝えるときに文章だといろいろな表現を加えないと陳腐になってしまいますが、実感を込めて一言「美味しい!」というだけで伝わります。
コンサルタントの方や技能・資格をお持ちの方でしたら、オーディオブック=音声書籍を有料販売するという方法もあります。当方も2007年10月から制作・販売しています。書籍よりも早く確実に「出版の実績」を作る事が出来ますよ。
●私達にも番組が作れるということですか?
出来ます出来ます。マイクさえあればWindowsに付属のソフトで録音できます。聞き取りやすければOKです。聞き取りやすいかどうかは自分で聴いてみればいいだけなので簡単です。
マイクの位置をいろいろ変えながらテスト録音をしていいポイントを見つけてください。あと聞き返せば多分もっとゆっくり喋ればいいという事もわかると思います。
●実際に、ポッドキャストはどうやって作るのですか?
ポッドキャストをつくる・・・上記Bonchicast内のページ。文章でとてもわかりやすく説明されています。Windowsで無料ソフトを使ってつくってみたい方、必見!
●それでは素人っぽくて自己満足になりませんか?
アナウンサーみたいな喋りは「うまい=高級感」というメリットがある反面「つくりものっぽい=本心かどうかわからない」というデメリットもあります。パーソナリティを知ってもらうには自分の声で、自分の言葉でしゃべったほうが効果的です。
ジャパネットたかたさんだってあの社長は決していい声ではないし訛りがあるけれど却ってそれが親近感につながっていますよね?一生懸命伝えようとしているのを感じてこの商品はホントにいいんだろうなと感じていると思うんです。だから素人っぽいほうが却っていいかも知れないくらいです。
それでも心配でしたらオープニングにジングル(=音楽と短いタイトルコール)をくっつける。バックに音楽を流す。(ノイズや話の間が気にならないというメリットもあります。市販のCDはX)ナレータに読んでもらったCMを挟む、エンディングにサウンドロゴを入れるなどでグッっとプロっぽくなりますよ。
ご自分で喋った部分だけを転送するだけで自動的にジングルやCMを編集してくれるサービスも完成してますのでもうすぐご提供出来るようになります。
あぱぱさんの手作りCMを聴かせて頂きましたが「暖かい感じ・仲が良くて雰囲気がよさそうな感じ・“いいひと”な感じ」が伝わって来ましたよ。
手作りCM1
手作りCM2
当方で制作したSkypeさんのCMも聴いてみてください。私たちのポッドキャスト番組に提供を頂いた際に作ったのですが気に入って頂けたようで、この度東京FMさんで流れることになりました。
Skype社CM Type1:間違い電話編
Skype社CM Type2:しょうがないやん編
Skype社CM Type3:ただの歌編
福岡在住のポッドキャスターの寄合=QP福岡を天神で月に1回無料で開催しています。参加して質問してくださればみんなが優しく教えてくれます。また独自イベントを企画していますので楽しみながら「実地訓練」を通じて制作・配信・プロモーションがわかると思います。
●音楽を使用する場合の「著作権」ってどのように捉えたらいいですか?
市販されているCDの楽曲は使用料が発生しますので気をつけて。ラジオのDJのように曲をかけて喋るっという番組は出来ないと思ってください。
インディーズでしたら、ポッドキャストで使ってもいいよという楽曲を集めたホームページがあります。
無料=自分でつくる・・・QP福岡・・・鐵尾が主宰している福岡在住ポッドキャスターの寄合です
全部作って・・・委託制作・・・お仕事受けさせて頂きます
ちょっとだけ手伝って欲しい・・・制作支援サービス・・・年4万円程度で提供予定。喋りの音声ファイルをブラウザで転送してくだされば自動でジングル、CM、サウンドロゴをくっつけてくれるので編集いらず。デジカメ画像をメールで送信する程度のスキルがあれば大丈夫
●何かしらの宣伝効果が見込めるのでしょうか?
ポッドキャストは「登録してくれたひとへ継続的に新番組を提供する」のに向いています。では不特定多数にはリーチしないかというとそうでもなく「検索で辿り着く」という入り口があります。
番組の内容をキーワードになりそうな語句で作成しておくとネットで調べている方が見つけてくれる可能性が高くなります。私が関わっている番組でも3年間で色々な実績がございますので「宣伝効果」を求める場合は是非お問い合わせください。
●番組制作の依頼もできるのですか?
是非ぃ!ジングル制作・CM制作だけでなく企画・録音・編集・ナレータ手配・配信など全部できますのでお気軽に声をかけてください。
●現在、「ポットキャスト」でどんな番組があるのでしょうか?
政治経済から科学情報、お笑いまで色々なジャンルがあります。
私的におすすめ番組はコレ!
聴く日経・・・忙しいビジネスマンにぴったり
政府インターネットテレビ・・・国民として見ておかなければ(?)
ぽっどきゃすてぃんぐ落語・・・落語は音声コンテンツの王道でしょう
Bonchicast・・・200番組近く登録して聴いていますが「独り喋り」では一番上手い!QP福岡にも参加してくださっています
くりらじ・・・科学、自転車、ITニュース、音楽、雑談番組っと週20番組以上を配信しています。
おまけ
Creators Clip クリクリ・・・鐵尾が制作しているインタビュー番組です。
◇インタビューを終えて
ポットキャストでの、番組制作は奥が深そうです。わかったようで、わかっていないかも知れない私ですが、ブログの音声版って感じと受け取りました。
今後注目を浴びそうな、ポットキャスト!落ち着いたら、鐵尾さんの元へ「ごりょんさん」番組か「あぱぱ」番組の相談に行ってみようかな。その時は、ヨロシクお願いします(なんてこの場でお願いしてみたり?)
いつ、どのタイミングでもiPodなどの携帯音楽プレイヤーで聴けるから、今後、自分だけのお気に入りの番組を見つけて情報収集するのもいいかも。更新を楽しみに日々をすごすのも、ありだな!まだまだ多くの可能性を秘めた、ポットキャストの今後が楽しみですね。
代表 鐵尾(てつお)一郎さん
鐵尾芸術製作所
●所在地/北九州市八幡西区黒崎5丁目5番48号
●HP/http://www.tetsuo.ne.jp/
●設立/2005年7月
●個人事業
●事業内容/ポッドキャスト制作、音楽制作、プレゼン支援業務、パソコン講習企画運営業務
(投稿日 : 2008/4/24 (木) / 記事 : CHIKA。.)
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