
(投稿日 : 2008/8/27(水) 16:58 CHIKA。.)
福岡で子育てを経験してこられた方なら、ご存知かと思います。今回は「子づれDE CHA・CHA・CHA!」を発行されている、株式会社フラウの濱砂社長を訪ねてきました。
濱砂 圭子さん
●株式会社フラウ 主婦生活総合研究所 代表取締役社長・編集長
●特定非営利活動法人 男女・子育て環境改善研究所 理事長
●特定非営利活動法人 NPOふくおか 理事長
15年前、子育ての情報は東京から出版されている本しかなく、市内にあったのは「市政だより」「CITY情報」くらいだったそうです。そんな中、「子どもの命を1日伸ばしに育てる」ために必要なものは地域密着型の情報誌であると考え、「子づれDE CHA・CHA・CHA!」(創刊号は自費出版)の発行に踏みきられたそうです。
子育てサークルから生まれた「株式会社フラウ」、「frau(フラウ)」とはドイツ語で「主婦」という意味です。17年前、サークルの主婦が生んだ雑誌は、数多くの主婦を支え、「子育て応援宣言」が唱えられる前から、率先して福岡を子育てしやすい街へと変えてきました。
●「CHA・CHA・CHA」の発刊以外に、どのような事業を行われているのですか?
「福岡の教育BOOK」「子づれdeおでかけ九州」「福岡産科・婦人科ガイド」「福岡幼稚園BOOK」「保育園ガイド」などの、別冊の発刊やマーケティング、イベント開催、企業への主婦を使った事業の提案などを行っています。
●主婦を使った事業の提案というのは具体的にはどのようなものですか?
企業によっては環境に配慮した事業の普及啓発を積極的に行っているところがあったり、青果物や鮮魚の販促事業に悩んでいたりします。消費の対象者も普及啓発の対象も子どもだったり、生活者だったりするわけですね。
一方で、主婦は子どもが幼稚園や小学校に行くようになると「昼間一人」の時間が増えます。まだ、パートに出るまでの勇気が出ない主婦たちの使える時間内に働いてもらう、そういったニーズや生活者をマッチングさせるような事業を提案したりしています。主婦の得意能力を活かして、環境紙芝居の読み聞かせに保育園や幼稚園を回ってもらうような事業や、お魚嫌い、果物を食べない子どもに向けたペープサートなど、さまざまなプロジェクトを企画しています。
それは「福岡を子どもが生み育てやすい街にしたい!」「女性の生き方支援をしたい!」「女性の能力を活用したい!」
そんな発想から、企業のCSRと結びつけた事業を展開しているわけです。
主婦の能力を活かしたい、そう思うからこそ社名が「主婦(フラウ)」なんです。子育てサークルから出発して、有限会社フラウがあり、現在の株式会社フラウがあるんですよ!
●主婦の能力を活かしてきた会社なんですね?
女性は若い間はキレイだし、賃金も安いので大事にされます。しかし、結婚したり、出産すると、寿退社という美名の下に、退社を余儀なくされる…使い捨てされているような女性の能力を再生産したいと考えて作った会社です。もちろん、独身男性も女性も働いていますが…。
主婦になっても、家事や育児の能力も地域社交術も付加していってると思いますよ。
「主婦の同時多発能力」私はそう名づけたのですが、例えば、家事をしながら、テレビで情報を得たり、旦那のネクタイをチェックしたり、子どもの宿題を気にしたり、いろんなことが同時にできるんですよ。男性はひとつことをじっくり仕上げていくのが特性ですね。
それから、弊社では保育参観や授業参観、家庭訪問、こどもの病気でも帰宅していいことにしていますが、主婦は責任感が強いので、遣り残した仕事は休んだ分、自主的に出勤してこなすんですよ。
●子育て応援宣言企業登録をされてありますよね?
もちろんよ!15年前、そんな話が出る前から、主婦を活かしてきた主婦が作った会社ですよ!常に主婦が作った雑誌というこだわりをもって、主婦の目線で「子づれDE CHA・CHA・CHA!」や別冊を発刊してきたんですから。
うちはね「社員の子どもは会社の子ども」って掲げていて、子どもの為の行事は優先してもらうし、お祝い時にはお祝いを用意するし、社員旅行に子どもを連れてきてもいい、そんな会社なんですよ。子育ての本を作っていて、自分の子育てをないがしろにはできません。
●「福岡産科・婦人科ガイド」なんかは、特に切望されていた情報ですよね?
環境・教育・食育などを通して、女性の生き方を支援したいと考えています。うちは、よその真似はしません!自分たちが欲しかった情報を、子育て支援、環境改善、女性の生き方支援を行っていくその視点と発想から生まれたものを創り出していっているんです。
知ってる?「女性の健康サポートブック」これは、大切なことなのよ?現代女性の10人に1人が子宮トラブルを抱えているのよ、20人に1人が乳ガンを発症しているのよ?旦那は会社で健康診断が受けられる。子どもは学校で受けられる。でも家庭の主婦は健康診断にはなかなか行かないというのが現状です。
今、女性の支援の一環として、「健康診断を受けましょうね」って伝えていっているの。旦那さんを愛しているなら、子どもを愛しているなら、自分自身を大切にしましょうねって。
●主婦の代弁をされてきたんですね。
発刊当時から「社会を変えたい」という石を投げてきたのよ。創刊号に実名入りで「トイレマップ」を発表したり、広島の子連れで行きやすいデパートの特集をしたのよ。ジーサイドやエルガーラでは建設時にその記事が参考にされて、授乳室やトイレが整備されました!
圧力団体と勘違いされたりもしながら、私たちの活動でベビーベッド、ベビーシート、授乳室に託児も増えた。いわば、子育てしやすい街づくりを何にもないところから、敷石を引いて枕木を置いてレールを敷いて、「子づれDE CHA・CHA・CHA!」号を作り、走らせながら社会や街や人々の意識を変えてきたのです。男性にはわからない、女性のニーズを元に、マーケットを創造しながら事業を行っています。
■株式会社 フラウ 主婦生活総合研究所
●HP http://www.frau-net.com/index.html
●「子づれDE CHA・CHA・CHA!」各月発刊 HP http://www.frau.co.jp/home/
●別冊「幼稚園・保育園・教育・産婦人科・住宅・レジャー情報誌(福岡市のみの情報)」発刊
●制作・販促ツールの制作
●交流会、講座・セミナー、集客広報、企画・運営など
●マーケティング
●コンサルティング
■NPO法人 男女・子育て環境改善研究所
●HP http://www.kosodate-npo.jp/
●子育て情報発信
●イベント・講座の開催
●調査活動
●中高生による職業ガイドブック作成プロジェクト
フラウの代表出版物
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「子づれDE CHA・CHA・CHA!」は、子どもとお出かけ情報、育児、主婦の声など、暮らし?子育て情報まで主婦のニーズがシーズンに合わせてふんだんに盛り込まれた一冊。定価400円と、お財布にも優しい設定。 |
![]() ↑創刊号(自費出版) |
![]() ↑2008年3&4月号 |
| 福岡で子育てするなら、一家に一冊!そんな本を数多く出版されている。 教育のことも考えたい、女性の身体を大切にしたい、この福岡という街で楽しく快適に過ごしたいそんな、女性のニーズから生まれた一冊だから、本当に役に立つ一冊に。 |
![]() ↑「福岡の教育BOOK」「女性の健康サポートブック」「おでかけ九州」「Enjoy Map」 |


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