
日野光里〈Hino Hikari〉
◆子供が2歳のときにパートを始めて6年勤めた後にマンガやゲームのシナリオライターとして独立し、現在は専業主夫家庭の大黒柱。
◆著作/ソフトバンククリエイティブ社刊「ホームズ・ツインズ!」九天社「マチともの語り」など。
◆新作ゲームはケータイアプリ「ヒルズの恋人」、【モット恋愛主義】にて配信の「レスQ」
◆産業カウンセラー、THP心理相談員、キャリアコンサルタント資格を有し、働き方の講演なども行う。
再就職への道
みなさんはパート先などを探す時に、もちろんこの「あぱぱ」さんのような求人雑誌や折り込み広告を手がかりに仕事を選びますよね。それと、もうひとつ。口コミで雇われたことがある人もいるのではありませんか?
以前にも書きましたが、長く勤めることができたパート先は口コミで入ってくる人が多い職場でした。自分が働いていても
「ここは働きやすい!」
と思えるので、友達にも紹介していくんですよね。内情をわかっている人が誘ってくれれば、働きに行く方も話にのっていきやすいみたい。
実は、この主婦の口コミパワーというのは本当にスゴイんです。
本屋さんに行くと、口コミでマーケティングをして、ヒット商品を飛ばすという種類の本が結構出ていることがわかると思います。そして、この口コミをもっとも得意としているのが、パートに応募することが多い主婦のみなさんなんですよね。
井戸端会議では、どこそこのランチが安くっておいしいという情報以外にも、働き先の情報もバッチリ出回っています。その中にはいい情報はもちろんのこと、悪い情報も出回っているわけです。
「あそこは古株さんが、新人をいじめるらしいよ」
なんてウワサが流れた日には、求人を出しても応募してくる人はグンと少なくなってしまう危険が!!
でも、主婦の話の輪に加わっていると、こういう情報って出てくるものなんですよ。もちろん、すべてが事実というわけではないでしょう。けれど、職場を選ぶある程度の目安にはなりますよね。いい情報だけでなくて、回避したい情報も流れているものです。
先日ニュースで、ある試算によると嫌な人が1人存在するだけでその会社は人件費は別にしても、年間最大約1600万円も損をしているという記事が載っていました。1人いるだけでもまわりの生産性は落ち、同僚は辞めていくという話。
これって主婦の口コミパワーで悪いウワサが広まっているのを見ていても、そう思います。逆に、その口コミ情報を上手に利用して、より働きやすい環境を見つけるのが、長く勤める秘訣のひとつだとも思うわけです。
長く勤めたパート先に入ってきたある人が言ってました。
「ここの職場は狙っていたのに、なかなか人が辞めないから、空きが出るのを本当に待っていたのよ」
って。
いい職場環境のところは、待ってでも入りたいと思われているんだな~と実感した出来事です。そして、そういう情報も、やっぱり口コミで主婦の間には流れているんですよね。
もちろん、ウワサなんですから、ふりまわされていては何処にも勤められないってこともあります。けれど、就職活動をする上で実際にそこで勤めたことがある人や現時点で勤めている人の話を聞いているのといないのとでは、後のことが大きく違ってくると思いますよ。
(投稿日 : 2008/7/22(火) 14:21 日野光里.)
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