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六月に入り、いよいよ夏目前となりました。これからどんどんおいしい夏野菜が登場してきます。今旬もっともおいしい季節になるのがゴーヤーです。ゴーヤーとは沖縄の方言で、にがうりのことをいいます。名前のとおり苦味が特徴です。
夏のスタミナ野菜のゴーヤーですが、栄養成分が豊富な野菜です。
ゴーヤーに含まれるビタミンCは、野菜の中で特に多く、レモンの三倍、トマトの五倍、きゅうりの十倍近く含まれます。通常のビタミンCは加熱されると成分が失われるものですが、果皮の堅いゴーヤーは壊れにくいビタミンCが特徴で、炒めたり、さっと茹でたりしても大丈夫で、ビタミンCを効率よく摂取することができます。
ビタミンCには肌の張りを保ちシミ、しわを防ぐ作用や、細菌、ウイルスなどによる風邪や感染症を予防する働きなどがあります。また、疲労回復に効果的なカロチン、高血圧予防となるカリウムも多く含みます。
ゴーヤーの味ともいえる苦味成分は、モモルデシンといい、ゴーヤーから初めて発見された成分で、血糖値や血圧を下げる作用、胃腸を刺激して食欲を増進させる効果と整腸作用があることがわかっています。
コレステロールや中性脂肪の低下に効果的な水溶性食物繊維も豊富で、モモルデシン、チャランチン(脂溶性物質)も血中脂肪を低下させる働きがあります。
ゴーヤーの苦味が苦手という方は多いと思われます。苦さを少し和らげたいなら、中のワタと種をよく取り、水にさらしたり、塩もみをしたり、下茹でするなどの下処理を工夫してみましょう。
ただし、これらは水溶性であるビタミンCが溶け出し、損なわれる可能性があります。苦味は有効成分でもあるので、除きすぎないことが望ましいです。苦味が残るものの、栄養を損なわない方法として、電子レンジで加熱する方法がおすすめです。
ゴーヤーを使った代表的な料理であるゴーヤーチャンプルーですが、栄養吸収の面で優れた料理です。豚肉、豆腐、卵を加えてゴーヤーに足りないたんぱく質を補給し、豚肉に豊富なビタミンB1は疲労回復に役立ち、夏バテ解消に効果的です。
日差しが強く、暑い沖縄ですが、日本一長寿な県である理由がわかる気がしますね。
(投稿日 : 2008/6/10(火) 12:29 −.)
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