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日野光里〈Hino Hikari〉
◆子供が2歳のときにパートを始めて6年勤めた後にマンガやゲームのシナリオライターとして独立し、現在は専業主夫家庭の大黒柱。
◆著作/ソフトバンククリエイティブ社刊「ホームズ・ツインズ!」九天社「マチともの語り」など。
◆新作ゲームはケータイアプリ「ヒルズの恋人」、【モット恋愛主義】にて配信の「レスQ」
◆産業カウンセラー、THP心理相談員、キャリアコンサルタント資格を有し、働き方の講演なども行う。



Vol.12 同性からの厳しい目

再就職への道

vol.12 同性からの厳しい目

ここ数回、働くことによって同じワーキングマザーの先輩がいかに助けになったかを書いてきました。

「え~、そんなにいいところばっかりじゃないよ~」

ということも、もちろんあるでしょう。それは本当で、どこも同じようにやさしく励ましてくれるところばかりとは限りません。

なぜなら私が就職活動をしている時にも、そういう話を聞いたからです。当時私はパート探しだけでなく、派遣会社にも登録して幅広く就職先を探していました。その時に紹介されたところがそうだったんです。

担当の方は

「同じように働くお母さんが多い職場です」

ということを言われました。

私は単純に「あ、それじゃあ、働きやすいかも!」
というのが頭にすぐに浮かんだ言葉だったのです。

と、こ、ろ、が!
担当者が続けて言った言葉は全然違うものでした。「だから、働くのに甘えをゆるしてもらえませんよ」
というものだったから。

解説すると、みんな同じ条件で働いているから

「どうしてあなただけ?」

というけん制があるようなんですよ。

私の頭の中では「うちだって授業参観くらいで休んだことないのに、どうしてあなただけ休むの?」という足の引っ張り合い絵巻が展開されました。

ここの職場は、ほかのいろんな事情で結局は働きに行かなかったのですが、正直ほっとした部分がありました。
私が選んだ職場は「同じように苦しい時を知っているから、あなたの穴は埋めるからね」というところでしたから。

すると「この間は私の穴を埋めてくれたから、今度は私が頑張ります」といういい連鎖が生まれてくるんですよ。

職場の流れっていうか、社風ってあるんですよね。それって中に入ってみないとわからない。たまたまギスギスした雰囲気のところに入ると、余裕ができにくいと思います。

私は幸い、最初からうまくまわっている職場に入ったから、その部分では苦労せずにいきました。

でも、これって自分から始めることもできると思うんです。

けん制されて嫌だったことは後に続く人に継続しないで、自分の代から変えてみることならできるんじゃないでしょうか?それがまわりまわって、職場全体の雰囲気も変えることになるんじゃないかな~って。

実際、過去の職場でもひとり違う人が入ってきたことで、ガラリと雰囲気が変わったところを知っています。職種などはなかなか変えられなくても、職場の雰囲気や流れは変える余地があると考えた方が気持ちが楽になります。

まあ、そうなる可能性もあるというだけで、最初から雰囲気のいいところを探して入る方が手っ取り早いんですけどね。どうするかは、あなたしだい!

(投稿日 : 2008/6/2(月) 14:06 日野光里.

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