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食卓から健康で豊かな毎日を
最近、本屋で薬膳の料理本などを見かけることが多くなりました。薬膳とはどういったものかご存知でしょうか。
薬膳は薬となる膳と書きます。医食同源といい、食事が薬であるという考え方が薬膳です。食べ物で無理なく健康維持をすること、薬を使わず自然の食べ物で病気を予防することを目的としています。
薬膳は中国の医学の一つで、正式な医療として扱われています。中国医学は、未病(病気と健康の間の状態)を治療し、健康維持することを重要視しています。中国医学では、病気はバランスが崩れて、症状に現れている状態と考えます。バランスとは、体はもちろん自然や環境などあらゆるものに対してのバランスが対象です。未病はバランスが崩れているが、症状が出ていない、また気付いていない状態で、現代人のほとんどがこの状態といえます。この未病の状態のときに薬膳は特に力を発揮します。崩れたバランスを食べ物で修正するのが薬膳で、病気を予防する大切な手法なのです。
薬膳は、個人の体質や体調に合わせて食材や調理法を選び、料理し、食べることで体全体のバランスを整えます。
人の体質や体調は大きく分けて四つに分類されます。
○寒…(冷え性)寒さに弱い
○熱…(ほてり性)汗かき
○虚…(元気不足)気力がない
○実…(気力充実)情緒不安定など
そして、人の体質と同じように食物にもそれぞれ性質があり、四気と五味という分類で見方があります。
四気
○寒…身体を冷やす
○熱…身体を温める
○温…身体を温める(熱より弱い)
○涼…身体を冷やす(寒より弱い)
(寒でも熱でもないものは平という)
五味
○酸(すっぱい)…粘膜保護作用
○苦(にがい)…消炎作用
○甘(あまい)…滋養作用
○辛(からい)…発散作用
○鹹(しょっぱい)…柔和作用
こうした四気、五味の性質を利用して組合せ、体質や体調の性質のバランスを整えてあげるのです。ここで紹介したものは一部で、他にもまた違った性質をもっています。健康になりたい人や興味をもった人はぜひ薬膳の料理本などで実践してみてください。薬膳は食物で未病を改善させるので、内臓に負担をかけず、無理なく自然に健康になりますよ。
(投稿日 : 2008/10/14(火) 11:13 フードプロ総合アカデミー.)
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